生活保護の支給額引き下げ訴訟。札幌地裁で減額取り消しの「請求棄却」判決がでました。
これは国民にとって残念な判決。しかし、いつもながらコメント欄は生活保護を叩くものばかりです。
「納税もしていないのに贅沢を言うな」
「みんな苦しいんだからお前も我慢しろ」
「国民年金が生活保護よりも安い。生活保護制度を根本から見直せ」
「休みもほとんどなく、交代勤務で重労働をしているのに生活保護と変わらない給料しかもらっていない。一生懸命に働いて納税するのが馬鹿らしくなる」
気持ちはわかります。でも、「ご近所さん」です。いつ自分が生活保護になるかわかりません。
ケガをして働けなくなる可能性、精神的に病んでしまったり親の介護などでいつ生活が困窮するかわかりません。
「ご近所さん」同士で足を引っ張っても何の意味もありません。
気持ちはわかります。ちゃんと働いている人は生活保護よりもたくさんの給料をもらい、豊かな生活をするのが当たり前です。
当たり前の事を要求しているだけです。でもその怒りを生活保護受給者に向ければ解決する問題でしょうか?
生活保護で生活をしている私が言うのもなんですが、怒りを向ける相手が違うと思います。
日本国民の所得はどんどん下がっています。先進国で経済が成長していないのは世界で日本だけです。
生活が苦しくて子供が欲しくても生んで育てるのが不安。生活の為にブラック企業で過酷な労働をする。
そんな事をしないために、当たり前のように生活保護を受給して最低限の暮らしを確保してからまともな職場を探したり不安なく子育てをして欲しいです。